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トルネックスコラム

空気清浄機は掃除すべき?清掃が必要な箇所や頻度、方法をご紹介

2025/09/09

空気清浄機は日々の生活で舞うホコリや花粉、ペットの毛などを取り除き、快適な空気環境を維持するために役立ちますが、使い続けると内部に汚れが蓄積されていきます。「空気清浄機は定期的な掃除が必要なの?」「掃除を怠るとどうなるの?」という方のため、本記事では、空気清浄機の掃除の必要性、掃除をしないことによるデメリット、そして部位ごとの具体的な掃除方法について解説します。

また掃除を楽にするコツや、メンテナンスが容易な電子式集塵フィルタ搭載の空気清浄機についても紹介します。これらの情報を参考に、空気清浄機をより効果的かつ安全に使用するための知識を深め、快適な空気環境を維持しましょう。

 

空気清浄機の掃除の頻度は?

空気清浄機を常に最適な状態で使うためには、定期的に掃除することが大切です。掃除の頻度は、空気清浄機によって異なります。一般的に、紙フィルタを使用する空気清浄機では、ホコリの付着による目詰まりを防ぎ、清浄能力を維持するために、月に一度、できれば2週間に一度のお手入れが必要となるケースが多いです。

一方、電子式集塵フィルタを搭載した機種では、フィルタの交換が不要な場合が多く、掃除の目安も3ヶ月から6ヶ月と長めです。どちらのタイプのフィルタを使用しているかを確認し、取扱説明書に記載されている推奨頻度に従って掃除をしましょう。

【掃除しないデメリット】空気清浄機を洗わないとどうなる?

空気清浄機掃除しないとどうなる

みなさんは空気清浄機のメンテナンスは必要だと思いますか?
購入後、一度もメンテナンスをせずに使っているという方は多いと思います。
ここでは空気清浄機のメンテナンスの重要性についてご紹介します。

まず、空気清浄機のフィルタには、紙フィルタ・電子式集塵フィルタなどのタイプが存在しています。紙フィルタは汚れが溜まることで目詰まりが起きて清浄力が低下したり、機能しなくなったりしますが、電子式集塵フィルタであれば汚れが溜まっても清浄力が変わることはありません。
 
しかし、メンテナンスが不要というわけではありません。フィルタの交換が不要とされていても、空気清浄機の機能を維持するために必ずメンテナンスは必要です。メンテナンスを怠ってしまうと、以下のようなデメリットが発生します。

機能低下につながる

メンテナンスを怠ることで、空気清浄機の内部に汚れが蓄積されていきます。そのため、そのまま使用し続けると本来よりも空気を吸い込む力が弱くなり、機能の低下につながる恐れがあります。

カビや汚れが室内に放出される

メンテナンスを怠ることで、内部入り込んでしまったカビやその原因となる胞子が繁殖してしまいます。なぜならば、空気清浄機はカビが繁殖しやすい環境のためです。そのまま使用し続けたり、しばらく空気清浄機を使わない状態で電源を入れたりしたときに、たまったホコリが放出され、カビやウイルスを室内にバラマキ続けることになるため身体へ影響を及ぼす可能性も出てきます。

故障の原因につながる

汚れがフィルタに蓄積されることで、空気が内部に取り込めなくなり空気清浄機本体が加熱してしまう恐れがあります。それにより、故障の原因につながってしまう可能性があります。
 

空気清浄機の部位ごとの掃除方法

空気清浄機は構造上、様々な部位にホコリや汚れが付着します。機種やメーカーによって多少の違いはありますが、主な部位とその掃除方法について解説します。お使いの空気清浄機の取扱説明書も、あわせて見ていきましょう。

外面パネルのお掃除方法

空気清浄機の本体の外側パネルは、日常的に目に触れる部分であり、ホコリが付着しやすい箇所です。外面パネルの掃除方法は、以下をご覧ください。

1. まず、電源プラグを抜いて安全を確保してください。

2. その後、乾いた柔らかい布で表面のホコリを優しく拭き取ります。

3. もし汚れが気になる場合は、布を水で固く絞り、水拭きをしてから、乾いた布で水分を拭き取ってください。

4. 洗剤を使用する場合は、中性洗剤を薄めたものを布に少量つけ、目立たない場所で試してから使用しましょう。

本体の傷や破損の原因となるため、洗剤を使って空気清浄機を掃除する際は、研磨剤入りの洗剤や硬いブラシなどは使わないことをおすすめします。

プレフィルタのお掃除方法

プレフィルタは、空気清浄機が最初に吸い込む大きなホコリやペットの毛などを取り除くためのフィルタです。掃除機で表面のホコリを吸い取るか、取り外して水洗いすることができます。

水洗いをする際は、汚れがひどい場合に限り、薄めた中性洗剤を使用し、よくすすいでから完全に乾燥させてください。湿ったまま本体に戻すと、カビや異臭の原因となるため注意が必要です。プレフィルタの掃除頻度は、一般的に2週間に一度が推奨されています。

紙の集塵フィルタ(HEPAフィルタ)、脱臭フィルタの清掃方法

紙フィルタ空気清浄機のメンテナンス方法を紹介します。

1. プレフィルタは取り外して水洗いをする。汚れがひどいようなら中性洗剤を使い洗う。

2. 集塵フィルタは、掃除機を近づけて、ホコリなどのゴミを吸い取る。
 ※吸気・排気が落ちてきたら交換しましょう(使用環境によって異なります)

3.脱臭フィルタは、掃除機で表面のホコリを取る。
 ※メーカーによって異なりますが、数週間から数か月で交換が必要となる場合があります。

紙製の集塵フィルタや脱臭フィルタは、空気中の微細な粒子やニオイ成分を吸着する役割を担っています。掃除の目安としては、空気の吸気・排気力が落ちてきたと感じたり、気になるニオイが発生したりした場合に交換を検討するのが良いでしょう。

電子式集塵フィルタの清掃方法

電子式集塵フィルタのメンテナンス方法を紹介します。電子式集塵フィルタは、3ヶ月~6ヶ月ほどで自動にメンテナンス時期を教えてくれるため、それに合わせてメンテナンスを行いましょう。

1.電子式集塵フィルタを取り外す。

2.電子式集塵フィルタが入る桶を用意し、その中に40℃~45℃程度のお湯と台所用中性洗剤をいれる。

3.桶の中に電子式集塵フィルタを、30分程つけ置きする。

4.その後、電子式集塵フィルタを取り出し水で5分〜10分ほどすすぐ。

5.タオルの上に電子式集塵フィルタを置き、乾かし本体に戻せば完了。
 
紙フィルタは空気清浄機が各部屋に設置されているのであれば、その台数分コストもかかってしまいます。
一方で電子式集塵フィルタは、定期的にメンテナンスを行なっておけば洗浄再生可能なことから交換は不要なため、定期的にコストはかかりません。
コスト面を考えると、電子式集塵フィルタの方がお得です。

加湿フィルタの清掃方法

加湿機能付きの空気清浄機は多くの部分が水分に触れているため、カビや雑菌が繁殖したり、水垢が付着したりする可能性があります。
加湿フィルタが黄ばんでしまったり、気になるニオイが発生したりする場合、クエン酸などでつけ置き洗いをしましょう。
加湿タンクやトレーは、常に水が溜まっているため、ぬめりやカビが発生しやすい箇所です。重曹を溶かしたぬるま湯などで洗うのがおすすめです。
本体に戻すときは、水気を完全に拭きとり、完全に乾燥させてからにしましょう。タンク内を乾燥させる習慣をつけることで、清潔な状態を保ちやすくなります。
 

空気清浄機の掃除を楽にするためのコツ

より効率的に空気清浄機の掃除をするため、以下の方法をご参考ください。

メンテナンス項目 詳 細
消耗品の交換 ・集塵フィルタ、脱臭フィルタ、プレフィルタなどの使い捨てタイプに交換することで、掃除の手間が省けます。

・紙フィルタは、交換することで常に新品同様の性能を保ちやすいです。

部屋の清掃と換気 ・こまめな部屋の掃除で、ホコリが舞いにくい環境を保ちましょう。

・定期的な換気もホコリを減らすのに役立ちます。これにより、空気清浄機に吸い込まれるホコリやフィルタの汚れが減り、掃除の負担が軽減されます。

加湿機能付きの場合の水の管理 ・タンクの水を毎日交換することで、ぬめりや水垢、臭いを防ぐことができます。

・水の腐敗や雑菌の繁殖を抑えるため、水道水を使用することが推奨されます。

上記の工夫を取り入れることで、空気清浄機の掃除がより簡単になり、常に清潔な状態を保ちやすくなります。
 

トルネックスの電子式集塵フィルタは掃除の頻度が少なくおすすめ!

空気清浄機のメンテナンスに関して紹介しました。

コスト面で言えば、
電子式集塵フィルタは洗って繰り返し使用することが可能なので、交換用フィルタのコストがかかりません。
 
メンテナンスが面倒という方は「メンテナンス委託プラン」を利用して、メーカーに委託するのがおすすめです。自宅まで来てくれて、フィルタ交換や機器の点検を行なってくれます。常に、綺麗な状態の空気洗浄機を使用できるので安心です。
 
トルネックスの空気清浄機に関する詳細は、こちらのページをご確認ください。
 

まとめ

空気清浄機は、私たちの生活空間の空気をきれいに保つために不可欠な家電ですが、掃除を怠ると、清浄能力の低下、カビや汚れの放出、さらには故障の原因となります。掃除が負担に感じる場合は、トルネックスのようなメンテナンス委託プランを利用できる製品を選ぶのも良いでしょう。

空気清浄機を適切にメンテナンスし、常に清潔な状態に保つことで、より快適で健康的な空気環境を実現しましょう。トルネックスの空気清浄機が気になった方は、こちらのページをご覧ください。

 


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