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トルネックスコラム

空気清浄機の効果とは?必要性や選び方、使い方のポイントを解説

2025/09/10

「なんだか部屋の空気がスッキリしない」「アレルギー症状がつらい」「ペットの臭いが気になる」という方のため、この記事では、空気清浄機が具体的にどのような効果をもたらすのか、そしてどのような人におすすめなのかを解説します。

数ある空気清浄機の中から自分に合った一台を見つけるための選び方や、その効果を最大限に引き出すための効果的な使い方も解説するので、ぜひお役立てください。

 

空気清浄機の効果とは?

空気清浄機 効果

空気清浄機によって空気の質を改善することで期待できる主なメリットは4つです。次の項目から詳細を見ていきましょう。

ホコリ・ペットの毛やフケの除去

空気清浄機は、室内に舞うホコリや、ペットが原因となる毛、フケなどを効果的に吸引・除去します。これにより、床や家具に積もるホコリの量が減り、掃除の手間を大幅に削減できます。

特に、ペットを飼っているご家庭や、小さなお子様がいるご家庭では、アレルゲンとなるこれらの物質を低減させることで、より快適な室内環境を維持できるでしょう。

花粉・ハウスダストの除去

空気清浄機は、花粉やハウスダストといった微細な粒子も効果的に除去します。花粉の粒子は一般的に30μm程度です。

私たちの呼吸器系に影響を与える可能性のある、さらに小さなPM2.5(2.5μm以下)や黄砂(5μm程度)なども除去できる性能が求められます。アレルギー症状の緩和や健康被害の軽減効果を重視する場合、微粒子も効果的に捕集できる高性能な空気清浄機がおすすめです。

お部屋の臭いの除去

空気清浄機は調理時に発生する油の臭いや、タバコの臭いなど、気になる室内の臭いを吸引します。活性炭フィルタなどを搭載した製品であれば、これらの不快な臭いの元となる化学物質を吸着し、脱臭効果を発揮するので、快適な空間を保ちやすいです。

ウイルス・雑菌の抑制

空気清浄機を使うと、室内に浮遊するウイルスや雑菌の数を減らす効果が期待できます。特定のフィルタやイオン放出機能により、これらの微生物の活動を抑制し、感染症のリスクを低減します。

特に風邪やインフルエンザが流行する季節や、多くの人が集まる場所で使う場合、メリットを感じやすいでしょう。
 

空気清浄機の必要性とおすすめな人

以下に該当する方には、空気清浄機の使用がおすすめです。

おすすめな人 具体的な理由
①アレルギー症状に悩む人 空気清浄機は、花粉やハウスダスト、ダニの死骸などアレルギーの原因物質を除去し、くしゃみや鼻水、目のかゆみといった症状を和らげる効果が期待できます。特にアレルゲンが飛散する季節や体調が優れない時期には、安心材料となるでしょう。
②喫煙者が近くにいる人、調理の臭いが気になる人 活性炭フィルタなど脱臭効果のある空気清浄機なら、喫煙による副流煙や、調理時に発生する油煙・臭いを効果的に吸着・除去し、室内の空気を快適に保ちます。特に非喫煙者や、食事の臭いが気になる方にとって、生活の質を大きく向上させる有効な手段となります。
③不特定多数の人が出入りする環境にいる人 オフィスや店舗、待合室など、不特定多数が利用する空間では、ウイルスや細菌、臭いが持ち込まれる可能性があります。空気清浄機はこれらの汚染物質を抑制し、利用者の健康と快適な環境を確保するために役立ちます。

アレルギー症状に悩む方、喫煙者が近くにいる方などは、空気清浄機の効果を魅力的だと思い、必要性が高いと感じやすいでしょう。
 

空気清浄機の選び方

空気清浄機の選び方

空気清浄機は、その種類や性能、搭載されている機能によって、除去できる汚れや得意とする環境が異なります。そこで、空気清浄機を選ぶ際の主なポイントを見ていきましょう。

空気清浄機の種類と特徴

空気清浄機は、その集塵方式によって大きく3種類に分けられます。

方式 仕組み
フィルタ方式 ファンで空気を吸い込み、HEPAフィルタ等でホコリなどを物理的に捕集する。
電気集塵方式 空気中の花粉やホコリなど微粒子に高電圧をかけて帯電させ、金属板に吸着させて捕集する。
イオン方式 マイナスイオンなどを放出し、空気中の浮遊物を帯電させて、壁や集塵フィルタ(HEPAフィルタ)に付着させる。

フィルタ方式は、高性能なフィルタで高い除去効果が期待できますが、定期的に交換用フィルタを購入する必要があり、ランニングコストを確認する必要があります。電気集塵方式は、微粒子を捕集し目詰まりしにくい一方、イニシャルコストが高いことがあります。

イオン方式は、他の方式と併用することで効果を発揮しますが、単体での能力は低めです。これらをふまえて、ニーズに合った空気清浄機を選びましょう。

部屋の広さ

空気清浄機を選ぶ上で最も重要な要素の一つが「適用床面積」です。これは、その製品がどれくらいの広さの部屋で、どの程度の効果を発揮できるかを示す目安となります。

一般的に、適用床面積よりもやや広い部屋で使用する場合は、期待される効果が得られない可能性があります。購入前には、設置したい部屋の広さを確認し、余裕を持った適用床面積の製品を選ぶようにしましょう。

フィルタの種類と性能

空気清浄機の性能を左右する重要な部品がフィルタです。主に、ホコリや花粉などの大きな粒子を捕集する「プレフィルタ」、微細な粒子を捕集する「集塵フィルタ(HEPAフィルタ)」、そして臭いや有害ガスを吸着する「活性炭フィルタ」などが組み合わされています。

集塵フィルタ(HEPAフィルタ)は、非常に細かい粒子まで除去できる高い性能を持ち、アレルギー物質の除去に効果的です。活性炭フィルタは、生活臭や化学物質などを吸着し、空気をクリーンに保ちます。フィルタの交換時期や交換費用も考慮して選ぶと良いでしょう。

便利な機能や仕様

空気清浄機には、快適性を高める様々な便利な機能が搭載されているので、以下のような点もチェックしましょう。

機能名 便利な点
静音性 寝室などでも快適に使用でき、就寝中の使用にも適している。
省エネ性能 24時間稼働させる場合でも、電気代を抑えることができる。
Wi-Fi対応機能 外出先からの操作や運転状況の確認、タイマー設定が可能になる。
自動運転機能 常に最適な空気環境を保つことができる。

ニーズに合う空気清浄機を選ぶため、上記の機能面もふまえて選びましょう。
 

空気清浄機の効果的な使い方とは?

空気清浄機の性能を最大限に引き出し、より効果的に使用するためには、いくつかのポイントがあります。

定期的にお手入れをする

空気清浄機のフィルタにホコリや汚れが溜まると、性能が低下するので、取扱説明書に従い、定期的にフィルタの掃除や交換をしましょう。

プレフィルタは掃除機で吸い取る、集塵フィルタ(HEPAフィルタ)や活性炭フィルタは交換するなど、製品によってお手入れ方法は異なります。適切な時期にメンテナンスを行うことで、高い空気清浄効果を維持できます。

24時間つけっぱなしにする

空気清浄機は、一度きれいになった空気を維持するために、基本的に24時間の稼働がおすすめです。特に、ハウスダストや花粉などは常に室内に存在するため、つけっぱなしにすると、アレルゲンが室内に充満するのを防ぎ、クリーンな環境を保ちやすいです。

また、ウイルスや菌の活動を抑制する効果も、つけっぱなしによって高まると期待できます。

空気循環の促進につながる場所に置く

空気清浄機を効果的に活用するためには、設置場所も重要です。空気の吸引口や吹き出し口を塞がないように、壁や家具から適切な距離を確保しましょう。

本体の左右や上方に十分なスペースを設けることで、空気の吸い込みと排出がスムーズになり、空気清浄能力を最大限に発揮できます。部屋の中心付近や、空気のよどみが気になる場所への設置も効果的です。

他の家電と組み合わせて使う

空気清浄機は、エアコンやサーキュレーターといった他の家電と組み合わせると、さらに効果を高められます。例えば、エアコンで室内の空気を循環させる際に空気清浄機を併用すると、室内の汚染物質をより早く除去できます。

ただし、空気清浄機の気流と、エアコンやサーキュレーターの気流がぶつからないように配置を工夫し、効率的に空気を循環させることが大切です。
 

まとめ

空気清浄機を選ぶ際は、集塵方式や適用床面積などをふまえて検討しましょう。また効果を最大限に引き出すため、定期的にお手入れを行い、適切な場所に設置し、24時間稼働させるなどの使い方を心がけることも大切です。

トルネックスのビルトイン清浄機は、ランニングコストの削減と高い除去性能を両立させた電子式集塵フィルタを採用しており、これらのニーズに応える製品を提供しています。トルネックスのビルトイン空気清浄機に関する詳細は、こちらのページをご確認ください。

 


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