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トルネックスコラム
空気清浄機を天井に設置する選択肢|メリット・デメリットを徹底比較
2025/09/10
空気清浄機を置きたいけれど、床のスペースを取られたり、インテリアの雰囲気が壊れたりするのは避けたい…。そう考えて「天井」に設置できる製品を探していませんか?
シーリングライト一体型や、本格的な埋め込み型など、その選択肢はいくつか存在します。しかし、空気清浄機を”見えなくする”方法があることをご存知でしょうか。
この記事では、天井設置型空気清浄機のメリット・デメリットを整理しつつ、その先の解決策となる「ビルトイン型のトルネックス空気清浄フィルタ」という全く新しい選択肢をご紹介します。
なぜ今「天井」に空気清浄機を設置したい人が増えているのか
多くの方が、従来の床置き型を避け「天井」に設置するタイプを選ぶのには、共通の理由があります。それは、空間の質をより高めたいというニーズの表れです。
床がスッキリして、部屋を広く使える
床に物を置かない最大のメリットは、空間を広く有効活用できることです。掃除ロボットの動線を邪魔せず、小さなお子様がつまずく心配もありません。物理的な障害物がなくなることで、部屋が広く感じられ、日々の生活にゆとりが生まれます。
インテリアに溶け込み、生活感をなくせる/h3>
こだわりの家具や内装で整えた空間に、家電製品が置かれているだけで生活感が出てしまうことがあります。天井設置型なら、機器本体やごちゃごちゃしがちな電源コードが目に入らず、洗練された空間デザインを維持することができます。
高い位置から効率的に空気を循環できる/h3>
暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へと溜まりやすい性質があります。天井の高い位置から空気を動かすことで、部屋全体の空気を効率的に循環させ、温度ムラをなくす効果も期待できます。これにより、冷暖房の効率アップにもつながります。
【徹底比較】天井に設置できる空気清浄機の主な種類と特徴
天井に設置できる空気清浄機には、主に2つのタイプがあります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身の環境に合ったものを選びましょう。
種 類 | シーリングライト一体型 | 天井埋め込み型 |
---|---|---|
概 要 | 照明器具と空気清浄機が一つになった製品 | 天井に機器を埋め込んで設置する製品 |
メリット | 工事不要で導入が手軽・追加のスペースが不要 | パワフルな清浄能力・床がスッキリする |
デメリット | 性能は限定的なモデルが多い・照明のデザインが限られる・フィルタ交換の手間がかかる | 専門業者による設置工事が必須・導入コストが高額になりやすい・天井に機器のパネルが見える |
おすすめな人 | 賃貸住宅などで手軽に試したい人 | 1台で複数の部屋を清浄したい人 |
工事不要で手軽な「シーリングライト一体型」
照明と空気清浄機能が一体化した製品です。最大のメリットは、既存のシーリングライトと交換するだけで設置できる手軽さです。工事が不要なため、賃貸住宅でも導入しやすいでしょう。一方で、ファンが小さく、本格的な空気清浄機と比較すると性能が限定的なモデルが多い点や、照明としてのデザインの選択肢が少ない点がデメリットとして挙げられます。
天井埋め込み型
天井に機器本体を埋め込み、パネル部分のみが露出するタイプです。業務用で培われた技術を応用した製品が多く、高い清浄能力が期待できます。床のスペースを取らずにパワフルな空気清浄を実現できるのが魅力です。ただし、導入には天井の開口工事など専門業者による設置作業が必須となり、コストも高額になる傾向があります。
トルネックスでは、このタイプとして医療施設などにも導入されている商品があります。
トルネックス ポラリス
天井埋め込み型の空気清浄機として、業界トップクラスの低騒音・低消費電力を実現しています。
FBシリーズ(電子式集塵フィルタ付き吸気ボックス)
リターンチャンバーと一体型となった室内空気循環用です。吸気グリルを外して直接フィルタメンテナンスが可能なため、別途点検口の設置が不要です。
機器が”完全に見えなくなる”ビルトイン空気清浄
「天井がスッキリするのは良いけれど、パネルが見えるのも気になる」「性能は妥協したくないが、工事コストは抑えたい」 こうした天井設置型の課題をすべて解決するのが、「ビルトイン型のトルネックス空気清浄フィルタ」という考え方です。
「天井裏」に設置する電子式集塵フィルタ
このシステムは、空気清浄機の本体を天井そのものではなく、普段は見えない「天井裏」や壁の中にある家の24時間換気システムの通り道に設置します。外から取り入れた空気を、家の中に入る一番最初の段階で清浄し、クリーンな空気だけを各部屋の換気口から送り届ける仕組みです。
デザイン性
室内から見えるのは、壁や天井に設けられたシンプルな給気グリルのみ。空気清浄機本体が完全に隠れるため、シーリングライト型や天井埋め込み型のように機器の存在を意識することがありません。そのため、照明デザインやインテリアに一切影響を与えないという、他のどの製品にもない大きなメリットがあります。
見た目だけではない。ビルトイン空気清浄がもたらす価値
デザイン性を追求するだけでなく、空気清浄システムとしての性能や利便性にも、置き型や他の天井設置型にはない優れた価値があります。
1台で家中の空気をムラなく清浄。部屋ごとの設置は不要
住宅の換気設計そのものを利用するため、設置した1台で家全体の空気を効率的に清浄します。リビングだけでなく、寝室や子供部屋など、各部屋に機器を追加する必要がありません。
業務用技術を応用した、ウイルス・カビにも強いパワフルな集塵力
心臓部には、病院の手術室などでも採用される「電子式集塵フィルタ」技術を応用。その集塵効率は、一般的な高性能フィルタであるHEPAフィルタと同等です。花粉やハウスダストはもちろん、ウイルスが付着した飛沫やカビの胞子まで、目に見えない微細な汚染物質をしっかりと捕集します。デザイン性を追求しつつも、空気清浄能力に妥協はありません。
フィルタ交換が不要。メンテナンスの手間とコストからの解放
「天井裏にあって手入れが大変では?」と心配になるかもしれませんが、メンテナンスは3ヶ月から半年に1回程度で済みます。フィルタは洗浄して繰り返し使用できるため、交換費用がかからず、長期的なランニングコストを大幅に削減できます。
比較軸 | トルネックス ビルトイン空気清浄機 | 一般的な置き型空気清浄機 |
---|---|---|
フィルタ | 洗浄して再利用可能 | 定期的な交換が必要 |
ランニングコスト | ほぼゼロ(電気代のみ) | フィルタ購入費(年間数千円〜) |
お手入れ頻度 | 3ヶ月〜半年に1回 | 1ヶ月に1回程度(プレフィルタ清掃) |
まとめ
「空気清浄機を床に置きたくない」という悩みへの答えは、一つではありません。
・手軽さを求めるなら「シーリングライト一体型」
・一部屋のパワーを求めるなら「天井埋め込み型」
しかし、空間のデザイン性、家全体の空気清浄能力、そしてメンテナンスの手間やコストまで、すべてを高いレベルで満たしたいと考えるなら、その答えは「ビルトイン型のトルネックス空気清浄フィルタ」にあります。
空気清浄機の存在を全く意識させず、家全体の空気を常に清浄に保つ。これから家づくりやリノベーションをされる方にとって、これこそが最も理想的な空気環境の実現方法と言えるでしょう。
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