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トルネックスコラム

除湿空気清浄機の選び方とは?メリットやデメリットを徹底解説!

2025/09/10

除湿機能付き空気清浄機は、空気清浄機能と除湿機能が一体となった家電で、部屋の湿気対策と空気の質の向上を同時にできる点が魅力です。またスペースや電気代の節約効果も期待できるので、活用したいと考える人は少なくありません。

そこで本記事では、除湿機能付き空気清浄機のメリット・デメリットのほか、賢い選び方を解説します。

 

除湿機能付き空気清浄機のメリットとは?

除湿機能付空気清浄機メリット

除湿機能付き空気清浄機は、空気清浄機と除湿機が一体になっていることで、単体で使うよりメリットを感じられることがあります。

年中快適に過ごせる

除湿機能付き空気清浄機は、季節を問わず活躍します。春は花粉や黄砂の飛散対策、夏はジメジメとした湿気対策、そして冬は洗濯物の室内干しによる結露や、カビの発生抑制に役立ちます。

このように、一年を通して快適な室内環境を維持できる点がメリットです。

スペースを節約できる

除湿機と空気清浄機をそれぞれ一台ずつ用意すると、設置スペースが必要になります。しかし除湿機能付き空気清浄機であれば、一台で両方の機能を兼ね備えているため、家電を置くスペースを大幅に節約できます。

限られた居住空間を有効活用したい方にとって、魅力的な選択肢と言えるでしょう。

電気代を抑えられる

使用するモードや運転時間によって電気代は変動しますが、一般的に除湿機能付き空気清浄機は、除湿機と空気清浄機を別々に使用するよりも、月々の電気代を節約できることがあります。

これは、省エネ設計が施されている製品が多いことや、一体型ならではの効率的な運転が期待できるためです。
 

除湿機能付き空気清浄機のデメリットとは?

除湿機能付き空気清浄機にはデメリットもあるので、次の項目から詳細をチェックしていきましょう。

本体が重たい

除湿機能と空気清浄機能の両方を搭載しているため、一般的な空気清浄機や除湿機と比較して、本体が重くなる傾向があります。部屋の移動や設置場所の変更をする際に、負担に感じる可能性があるため、事前に製品の重量を確認しておきましょう。

性能が劣る可能性がある

一台で二つの機能を担うため、製品によっては除湿機能か空気清浄機能のどちらかに特化しており、それぞれの単体機器に比べて性能が劣る場合があります。

例えば、強力な除湿能力を求める場合や、高度な空気清浄機能を期待する場合、それぞれの目的に特化した機器を単体で使う方がよいケースがある点を理解しておきましょう。

お手入れを怠るとカビが発生しやすい

除湿機能付き空気清浄機は、タンクに溜まった水を定期的に捨てる必要があり、フィルタのお手入れも重要です。これらのメンテナンスを怠ると、湿気がこもりやすくなり、カビや雑菌が繁殖します。

また空気清浄機をOFFにする時間があると、空気の流れが止まって滞留し、室内にカビが生えやすいです。しかし、トルネックスのフィルタは全館空調や換気システム、空気循環システム(サーキュレーション空気清浄)に取り付けると基本的に24時間運転されるため、空気の滞留がありません。そのため、カビの発生が起こりづらいという利点があります。

トルネックスの空気清浄機については、こちらのページで詳細をご覧ください。

本体代が高い

除湿機能と空気清浄機能が一体となっているため、単体の空気清浄機や除湿機と比較すると、本体価格が高くなる傾向があります。そのため、「除湿機能はなくてもいいかな」と考えている場合、本体代が高いと感じやすいでしょう。
 

除湿機能付き空気清浄機を選ぶ時のポイントとは?機能と共に徹底解説!

ここでは、最適な除湿機能付き空気清浄機を選ぶためのポイントをお伝えしていきます。

除湿機能と空気清浄機能の優先順位

除湿機能 空気清浄機 優先順位

除湿機能付き空気清浄機を選ぶ上で、まず重要となるのが「除湿機能」と「空気清浄機能」のどちらをより重視するかという点です。

優先順位 目 的
除湿機能 部屋干しや梅雨時期など、湿気対策をメインにしたい
空気清浄機能 アレルギーやハウスダスト、花粉症対策をしたい

除湿機能を優先して空気清浄機を選ぶ場合、除湿能力、タンク容量、適用畳数などを重視しましょう。一方、空気清浄機能を重視する際には、集塵フィルタ(HEPAフィルタ)の種類、フィルタの性能、CADR値などに注目することをおすすめします。

除湿機能

除湿機能付き空気清浄機を選ぶ際に確認しておきたい、除湿機能に関する主なポイントは以下の通りです。

ポイント 説 明
定格除湿能力 1日に除湿できる水の量を示します。部屋の広さや湿度に応じて選びましょう。
タンク容量 除湿した水が溜まるタンクの容量です。容量が大きいほど、水の交換頻度が少なくなります。
適用畳数 除湿機が効果を発揮する部屋の広さの目安です。設置する部屋の広さに合ったものを選びましょう。
除湿方式 主にコンプレッサー式、デシカント式、ハイブリッド式があります。それぞれの方式に特徴があるため、使用環境に合わせて選びましょう。

除湿機選びでは、部屋の広さに合った「定格除湿能力」と「適用畳数」が重要です。タンク容量や除湿方式などのバランスも考慮し、目的に合った一台を選びましょう。

空気清浄機能

除湿機能付き空気清浄機を選ぶ際に重要な、空気清浄機能に関するポイントを表にまとめました。

ポイント 説 明
フィルタ 集塵フィルタ(HEPAフィルタ)や活性炭フィルタなど、搭載されているフィルタの種類によって、除去できる空気中の汚染物質が異なります。
お手入れ方法 フィルタの掃除方法や交換時期を確認しましょう。定期的にお手入れすることで、空気清浄効果を維持できます。

除去できる汚染物質やお手入れなどの点もふまえ、自身のニーズに合う空気清浄機を選びましょう。

その他、便利な機能や仕様

除湿機能や空気清浄機能以外にも、製品をより便利に使うための機能や仕様があります。

その他の機能など 説 明
静音性 特に寝室やリビングで使用する場合、運転音が静かな製品を選ぶと快適に過ごせます。
キャスター 本体が重い場合でも、キャスターが付いていると移動が楽になります。
加湿機能 乾燥が気になる季節には、加湿機能が付いていると一台で湿度調整が可能です。
衣類乾燥専用モード 部屋干しした洗濯物を素早く乾かしたい場合に便利な機能です。

より満足度の高い決断ができるよう除湿機能付き空気清浄機を選ぶ際は、静音性やキャスターなど、その他の機能や仕様もチェックしておきましょう。
 

除湿機能付き空気清浄機に関するよくある質問

除湿機能付き空気清浄機について、ユーザーからよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

冬に除湿機能って役に立つの?

はい、冬でも除湿機能は役立ちます。冬場は空気が乾燥しがちですが、室内での洗濯物の部屋干しや、結露によるカビの発生など、湿気がこもりやすい状況も起こり得ます。除湿機能を使うことで、これらの問題を軽減し、快適な室内環境を保つことができます。

電気代が高い!そんな時の対策方法とは?

除湿機能付き空気清浄機の電気代が気になる場合は、以下の対策を試してみましょう。

対 策 説 明
空気を循環させる家電を使う サーキュレーターや扇風機を併用して空気を循環させることで、除湿効果を高め、除湿機能付き空気清浄機の運転時間を短縮できる場合があります。
除湿アイテムを併用する 湿気を取り除きやすい場所(クローゼットや押し入れなど)には、除湿剤などの除湿アイテムを使うことで、本体への負荷を減らし、電気代の節約につながることがあります。

電気代を抑えたい場合、サーキュレーターや除湿剤を併用し、賢く電気代を節約しましょう。
 

まとめ

除湿機能付き空気清浄機は、一台で除湿と空気清浄の二役をこなす便利な家電です。年中快適な室内環境を維持し、スペースや電気代の節約にも貢献します。しかし、本体の重さや性能の偏り、お手入れの必要性などの点には要注意です。

ご自身のライフスタイルや部屋の環境、重視したい機能などを考慮し、この記事で解説した選び方のポイントを参考に、最適な一台を見つけてください。

 


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