TORNEX Column
トルネックスコラム

空気清浄機使用中の窓開け、その本当の正解とは【花粉・PM2.5】

2025/09/10

空気清浄機で空気をきれいにしている時、「窓を開けて換気すべきか」と悩んだことはありませんか。「せっかく浄化した空気が汚れてしまいそう」「でも換気しないと、二酸化炭素やニオイがこもってしまう…」このジレンマ、多くの方が抱えています。

これまでの常識では、空気清浄と換気の両立は難しく、状況に応じた使い分けが必要でした。
この記事では、空気清浄機と換気の基本的な関係から、その悩みを根本から解決する新しい家のあり方まで、分かりやすく解説します。

 

空気清浄機と「窓開け換気」の基本的な関係

「空気清浄機を使いながら窓を開けても良いの?」という最も多い疑問からお答えします。一般的な使い方と、状況に応じた注意点を整理しましょう。

窓開け換気

併用はOK、ただし効果は一時的に低下する

結論から言うと、空気清浄機を使いながら窓を開けて換気すること自体は問題ありません。ただし、窓を開けている間は、屋外から花粉やPM2.5、ホコリなどが絶えず侵入してくるため、空気清浄機の負荷は増え、室内の清浄効果は一時的に低下します。

外の空気がきれいで気持ちの良い日は、窓を開けて新鮮な空気を取り込むのも良いでしょう。花粉などの大気汚染が気になる方は、天気予報や飛散情報を確認の上で判断するのがおすすめです。外気が入ると一時的に室内の空気清浄度は下がりますが、その後窓を閉めれば、空気清浄機や換気システムの働きで清浄度は回復します。

推奨される使い方:「窓開けで入れ替え、空気清浄機で清浄する」

より効率的な方法として推奨されているのが、二段階のプロセスです。

1. 短時間の窓開け換気:
まず、対角線上にある2ヶ所の窓を5分程度開け、一気に部屋の空気を入れ替えます。

2. 空気清浄機で仕上げ:
その後すぐに窓を閉め、室内に残ったり侵入したりした花粉やハウスダストを空気清浄機で集中的に除去します。

この方法により、空気のこもりを解消しつつ、汚染物質が室内に留まる時間を最小限に抑えることができます。

花粉やPM2.5が多い日は、窓を閉めて運転するのが基本

花粉やPM2.5の飛散量が多い日は、アレルギー症状悪化防止のため、窓開け換気は最小限にし、空気清浄機を使用しましょう。一方、雨の日は、花粉やホコリが地面に落ちて舞い上がりにくいため、効率的な換気のチャンスです。
 

なぜ「窓開け換気」の悩みはなくならないのか?

このように、状況に応じた使い分けが推奨されていますが、それでも私たちの悩みや不便さが完全になくなるわけではありません。それには、根本的な課題があるからです。

窓開け換気の悩み 具体的な内容
悩み①
汚染物質の侵入
窓を開ける以上、花粉やPM2.5、黄砂、排気ガスなどが室内に入ってくることは避けられない。
悩み②
冷暖房効率の悪化
夏は熱気、冬は冷気が入り込み、快適な室温が損なわれる。エアコンが余計に稼働し、電気代もかさむ。
悩み③
安定性のなさ
風の強い日、夜間、防犯上の理由など、窓を開けられない状況が多く、安定した換気が難しい。

悩み①:結局、花粉やPM2.5の侵入は防げない

どんなに短時間でも、窓を開ければ外の空気と共にあらゆる浮遊物質が室内に入ってきます。アレルギーを持つ方にとっては、わずかな量の侵入でも症状の引き金になり得るため、根本的な安心にはつながりません。

悩み②:夏の熱気や冬の冷気で、冷暖房効率が悪化する

窓開け換気は、せっかくエアコンで快適に保った室温をリセットしてしまいます。特に近年の猛暑や厳冬では、換気のたびに冷暖房をフル稼働させる必要があり、経済的な負担も大きくなります。

悩み③:天気や時間に左右され、計画的な換気ができない

「換気しよう」と思っても、雨が降っていたり、交通量の多い時間帯だったりすると、窓を開けるのをためらってしまいます。結果として換気不足に陥り、二酸化炭素やハウスダスト、建材から発生する化学物質などが室内に滞留しやすくなります。

換気 窓開けできない
 

「窓を開けない」できれいな空気と共に換気する選択

この「空気清浄」と「換気」のジレンマを、都度の判断や手間に頼ることなく、家の仕組みとして解決する方法があります。

家の「24時間換気システム」を、高性能な空気清浄機に変える

2003年以降に建てられた住宅には、シックハウス対策として24時間換気システムの設置が義務付けられています。このシステムの多くは、外の空気をフィルタでろ過してから室内に取り込んでいます。 「ビルトイン型のトルネックス空気清浄フィルタ」は、この換気システムの給気口に、高性能な「電子式集塵フィルタ」を直接組み込むという新しい発想の製品です。

汚れた外気を”きれいにしてから”家の中に取り込む仕組み

このシステムを導入すると、外の空気が家の中に入る一番最初の段階で、花粉やPM2.5、黄砂といった汚染物質が除去されます。つまり、家の中に取り込まれる空気そのものが、常に浄化されたクリーンな状態になるのです。 そのため、換気のためにわざわざ窓を開ける必要がなくなり、「空気清浄」と「換気」を高いレベルで両立できます。
 

ビルトイン空気清浄が叶える、これからの快適な換気

「ビルトイン型のトルネックス空気清浄フィルタ」を導入することで、「窓開け換気」が抱えていた悩みはどのように解決されるのでしょうか。

トルネックスのビルトイン空気清浄機

花粉やPM2.5の飛散を気にせず、24時間いつでも換気

外の空気は常にフィルタを通して浄化されてから入ってくるため、天気予報や花粉の飛散情報を毎日気にする必要がありません。どんな日でも安心して、新鮮でクリーンな空気を取り込み続けることができます。

1台で家全体の空気を計画的に入れ替え、清浄する

窓の開け閉めといった人の手に頼ることなく、住宅の設計通りに家全体の空気が24時間、計画的に入れ替えられ、常に理想的な空気環境が保たれます。心臓部である電子式集塵フィルタは、一般的な高性能フィルタであるHEPAフィルタと同等の集塵効率を誇り、性能面でも安心です。

「ビルトイン空気清浄」の優れたポイント

「ビルトイン型のトルネックス空気清浄フィルタ」と一般的な置き型を比較すると、その違いは明確です。

比較項目 ビルトイン型 一般的な置き型
設置場所 天井裏など(室内に露出しない) 床や棚の上
対応範囲 家全体を1台でカバー 設置した部屋のみ
フィルタ交換 必要(清浄して再利用) 必要(定期的な購入)
手入れ頻度 3ヶ月~半年に1回 月1回程度の掃除推奨
カビリスク 極めて低い(24時間稼働) 電源OFF時に発生の可能性
空間への影響 インテリアを損なわない 設置スペースとコードが必要

 

まとめ:空気清浄機と換気のジレンマは、家の仕組みで解決する

空気清浄機を使いながらの「窓開け換気」は、花粉や電気代、天候など、常に何かを気にしながら判断しなくてはならない、悩ましい問題でした。

しかし、家の24時間換気システムに「ビルトイン型のトルネックス空気清浄フィルタ」を組み込むという選択をすれば、そのジレンマから解放されます。

窓を開けることなく、換気のたびに汚れた空気が浄化される。そんな、いちいち悩む必要のない、常にクリーンで新鮮な空気環境こそが、これからの快適な暮らしのスタンダードと言えるでしょう。

 


フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。

恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。