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トルネックスコラム

空気清浄機は使わない方がいい?効果的・意味ある使い方とは

2025/09/10

「空気清浄機は使わない方がいい」「意味がない」と感じる人がいますが、安易に使用をやめると、予期せぬ悪影響に困る可能性があるため要注意です。

そこで本記事では、空気清浄機が「使わない方がいい」と言われる理由や、反対意見の「意味がある」とされる理由を解説します。空気清浄機の使用をやめる際の注意点や、効果的な使い方なども解説するので、ぜひお役立てください。

 

空気清浄機は使わない方がいい?意味ないと言われる主な理由

空気清浄機イメージ

空気清浄機が「使わない方がいい」「意味がない」と言われる主な理由は、以下の5つです。

・効果を実感しづらい

・電気代・フィルタ交換などの負担が生じる

・メンテナンスに手間がかかる

・音が気になる

・代替策を見つけた

上記の理由を理解すると、空気清浄機を使わない方がいいのか判断しやすくなるので、次の項目から順に詳細を見ていきましょう。

効果を実感しづらい

空気清浄機は、目に見えない微細な粒子を捕集する能力を持っていますが、その効果がすぐに体感できるわけではありません。例えばアレルギー症状の改善などは、個人差や環境要因によって効果が現れるまでに時間がかかることがあります。

また、空気中の汚染物質の濃度が低い場合、空気清浄機を稼働させていても劇的な変化を感じにくいことも、「効果がない」と感じられる一因となるでしょう。

電気代・フィルタ交換などの負担が生じる

空気清浄機を常に稼働させていると、毎月の電気代が気になるという声があります。毎月、空気清浄機の設置台数分の電気代がかかるうえ、年に数回の定期的なフィルタ交換代も必要となる点にも注意が必要です。

これらのランニングコストが、空気清浄機を導入するメリットを上回ると感じてしまうと、「使わない方がいい」という考えに至る可能性があります。特に、効果を実感しにくいと感じている場合には、こうした維持費への負担感がより強く意識されるかもしれません。

メンテナンスに手間がかかる

空気清浄機の効果を維持するためには、フィルタの清掃や交換といった定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスをしないと、空気清浄機の性能が低下するだけでなく、衛生面での問題が生じる可能性もあります。

年に数回、空気清浄機の台数分を移動させてメンテナンスをするなどの手間暇がかかるため、お手入れが面倒と感じる人ほど、空気清浄機を「使わない方がいい」と感じやすいでしょう。

音が気になる

静かな夜間や就寝時に空気清浄機の音が気になり、「うるさいから使わない方がいい」と感じる人もいます。ただし静音性に優れた空気清浄機が増えているため、「うるさくないなら使いたい」という場合、買い替えの検討がおすすめです。

なお、静音性に優れたおすすめの空気清浄機については後述します。

代替策を見つけた

換気や掃除で、ある程度の空気が綺麗になると感じる場合、空気清浄機を導入したり維持したりする必要はないと判断することがあります。

特に、空気の汚れによる具体的な不調を感じていない人にとっては、空気清浄機は「なくても困らないもの」となり得るでしょう。
 

「空気清浄機はいらない」「使わない方がいい」と感じやすい人の特徴

「空気清浄機はいらない」「使わない方がいい」と感じやすい人には、以下のような特徴が見られます。

・効果を実感しにくいと感じる人

・ランニングコストが気になる人

・メンテナンスの手間を面倒に感じる人

・静音性を重視し、音が気になる人

・換気や掃除で十分だと考える人

上記の特徴に当てはまり、効果・コスト・メンテナンスなどの点で満足できず、空気清浄機を使うメリットと比べて満足できない場合、「いらない」「使わない方がいい」と感じやすいです。
 

空気清浄機の使用をやめる際の注意点

空気清浄機の使用をやめる、あるいは使用頻度を減らすことを検討する際は、以下のように有害物質や不快な臭いの点から状況が悪化する可能性があるため、ご注意ください。

空気清浄機やめる際の注意点

注意点 詳 細
有害物質が部屋に滞留しやすくなる 空気清浄機を停止すると、これまで捕集されていたPM2.5や花粉、ウイルスなどが室内に滞留しやすくなるため、健康面で悪影響が生じる可能性があります。
不快な臭いを感じやすくなる ペットの毛や体臭、調理臭、タバコの煙など、室内にこもりがちな不快な臭いを感じやすくなるケースがあります。

 
空気清浄機の使用をやめる際は、上記の有害物質や臭いを除去するため、より一層、換気やこまめな掃除といった対策をすることが大切です。
 

「空気清浄機は意味ある」と言われる主な理由

空気清浄機が「意味がある」と評価されるのは、その特定の機能や効果が、私たちの健康や快適な生活環境の維持に貢献するからです。ここでは、空気清浄機が持つ「意味」について、具体的な理由を解説します。

PM2.5・花粉・ハウスダストなどを減らせる

空気清浄機は空気中に浮遊するPM2.5や花粉、ハウスダストといった微細な粒子を効果的に捕集します。これらの微粒子は、アレルギー症状を引き起こしたり、呼吸器系に悪影響を与えたりする可能性があります。

特にアレルギー体質の場合、空気清浄機の使用によって、症状の緩和を実感できる可能性がある点を把握しておきましょう。

住宅換気システムとの併用

住宅換気システムには除塵フィルタが備わっている場合がありますが、住宅に備え付けられている換気システムだけでは、空気中の微細なほこりやアレルゲンを完全に除去しきれない場合があります。計画的な換気によって新鮮な空気を取り込み、室内の空気を入れ替えることはできますが、空気中に浮遊する微粒子を積極的に除去する機能は限定的です。

そのため空気清浄機を併用すると、換気システムだけでは対応しきれない微粒子も捕集し、より高いレベルで空気の質を改善する効果が期待できます。なお、高気密住宅の場合、家全体をまんべんなく空気循環しやすいため、さらに高い効果が期待できます。

ペットや喫煙などの対策もできる

ペットを飼っている家庭では、抜け毛やフケ、特有の臭いなどが空気中に漂いがちです。また、室内で喫煙する習慣がある場合、タバコの煙に含まれる有害物質や臭いが室内に充満し、健康への影響も懸念されます。

空気清浄機は、これらのペット由来の物質やタバコの煙に含まれる微粒子、臭いを効果的に吸着・除去するのに役立ちます。これにより、ペットと快適に共生したり、受動喫煙のリスクを低減したりする上で、空気清浄機は非常に有効なツールとなり得ます。
 

空気清浄機の効果を高める「意味ある使い方」

空気清浄機を導入するだけでなく、その効果を最大限に引き出すための「意味ある使い方」を実践することが重要です。ここでは、空気清浄機の性能を活かすための具体的な方法を解説します。

適切な場所に設置する

空気清浄機を効果的に使うためには、適切な場所に置くことが大切です。空気清浄機は、部屋の空気を循環させて汚染物質を捕集するため、部屋の隅や壁際に置くと、空気の通り道が塞がれ、「ショートサーキット」状態になることがあります。これは、きれいになった空気がすぐに吸い込まれてしまい、部屋全体にきれいな空気が行き渡らない状態を指します。

このような点から空気清浄機を壁から少し離し、部屋の中央付近や人の出入りが多い場所に設置することで、部屋全体の空気を効率的に清浄できるようにしましょう。

24時間運転する

空気清浄機は24時間稼働させることで、空気中のホコリやアレルゲンが床に落ちる前に、効率的に捕集できます。最新の空気清浄機は省エネ設計が進んでおり、24時間稼働させても電気代がそれほど高額にならないケースも増えています。

空気中の汚染物質は常に発生しているため、継続的な運転によって、より空気清浄機の効果を高めましょう。

定期的にメンテナンスをする

空気清浄機メンテナンス効果

空気清浄機のフィルタは使用するうちに汚れが溜まり、目詰まりを起こすケースが多いです。目詰まりしたフィルタは、空気の吸い込みが悪くなるだけでなく、集塵効率の低下や、フィルタに付着した汚れから異臭が発生する原因にもなりかねません。

そのため取扱説明書に従い、清掃や交換など、適切にフィルタのお手入れをしましょう。

部屋の換気や掃除もする

部屋の換気をすると、空気清浄機が処理する汚染物質の量を減らせるため、空気清浄機の効果を高めやすいです。

また、床や家具のホコリをこまめに掃除することで、舞い上がるホコリを抑え、空気清浄機が吸着する負荷を軽減できます。このように部屋の換気や掃除をすると、空気清浄機の効果を高めやすいです。
 

「空気清浄機は使わない方がいい?」と思った場合はトルネックスをチェック

「空気清浄機は本当に必要?」「使わない方がいい?」と思った場合、トルネックスのビルトイン空気清浄機を検討しましょう。天井などに埋め込み可能なため、目立たず、部屋のスペースを有効活用しながら、家中の空気を快適に保てます。また電子式集塵フィルタなら洗って繰り返し使えますし、省エネルギーであることも強みです。

天井などに埋め込めるビルトイン空気清浄機には、部屋のインテリアを邪魔せず、運転音が気になりづらいというメリットもあります。これらの魅力を把握すると、「空気清浄機を使った方がいいかも」と感じる可能性があるため、トルネックスのビルトイン空気清浄機に関する詳細をこちらのページで見てみましょう。
 

まとめ

「効果を実感しづらい」「維持費がかかる」「メンテナンスが面倒」といった理由から、「空気清浄機は使わない方がいい」と言われることもありますが、一方でPM2.5や花粉、ハウスダストなどの有害物質を除去し、アレルギー症状の緩和やペット・喫煙対策に貢献するなど、「意味ある」存在でもあります。

特に、アレルギー体質の方や、ペットを飼っている方、高気密住宅にお住まいの方にとっては、その効果を実感しやすいでしょう。

自身の住環境に合った空気清浄機の導入を検討している場合、家全体の空気を綺麗にできるうえ、部屋のインテリアを崩さず使える、静音性に優れている、などの魅力があるビルトイン空気清浄機がおすすめです。ビルトイン空気清浄機に関する詳細はこちらのページをご覧ください。

 


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