TORNEX Column
トルネックスコラム

空気清浄機の異音、その原因は?音の種類別に見る対処法を解説

2025/09/11

お使いの空気清浄機から、今までしなかった「カラカラ」「ジー」といった異音が聞こえてきて、不安になっていませんか?「故障かもしれない」「このまま使い続けても大丈夫だろうか」と心配になりますよね。

特に就寝時など、静かな環境ではわずかな音も気になり、ストレスに感じてしまうことも少なくありません。

この記事では、空気清浄機の異音について、音の種類別に考えられる原因と、ご自身で安全にできる対処法を分かりやすく解説します。さらに、そもそも異音の悩みから解放される、新しい空気清浄の考え方もご紹介します。

空気清浄機の異音に耳をふさぐ人

 

異音の種類と主な原因

まずは、聞こえてくる音がどのような種類で、何が原因と考えられるのかを確認しましょう。代表的な異音と原因を以下にまとめました。

異音の種類 主な原因
「カラカラ」「カタカタ」 ファン内部への異物混入・フィルタの取り付け不良・本体の設置が不安定
「ブーン」「ゴー」 フィルタのホコリ詰まり・ファンモーターの劣化
「ジー」「チチチ」 電気集塵やイオン発生時の作動音・内部のホコリ
「キュルキュル」「キー」 ファンモーターの軸の潤滑油切れや劣化

 

「カラカラ」「カタカタ」という乾いた音

ファン内部に、吸い込んでしまった小さなゴミやホコリの塊などが当たり、乾いた音が発生している可能性があります。また、フィルタが正しくセットされていなかったり、本体が傾いた場所に設置されていたりすることで、部品が振動して音が出ているケースも考えられます。

「ジー」「チチチ」という電気的な音

電気の力でホコリを吸着する「電気集塵式」や、イオンを発生させるタイプの空気清浄機では、放電ユニットが作動する際に「ジー」という音がすることがあります。これは製品の仕様による正常な作動音である場合が多いですが、音が以前より大きくなった、または不規則になった場合は、ユニットにホコリが溜まっているサインかもしれません。
 

異音がしたら試したい。自分でできる対処法と注意点

空気清浄機から異音が聞こえる場合、その原因はいくつか考えられますが、多くの場合、ご自身で対処できる問題です。以下に、異音の原因を特定し、解決するための手順を詳しく説明します。

室内に置いた空気清浄機

STEP1:電源を切り、安定した場所に設置されているか確認する

まず、安全を確保することが最も重要です。作業を始める前に、必ず空気清浄機の電源プラグをコンセントから抜いてください。これにより、誤作動による怪我や感電のリスクを防ぐことができます。次に、空気清浄機が設置されている場所を確認します。

本体がぐらついたり、傾いたりしていないか、平らで安定した場所にしっかりと設置されているかを確認してください。不安定な場所に設置されていると、振動によって異音が発生することがあります。もし不安定な場合は、平らな場所に移動させるか、下に滑り止めマットなどを敷くことを検討してください。

STEP2:取扱説明書に従ってフィルターを掃除する

異音の主な原因の一つは、フィルターにホコリが詰まっていることです。空気清浄機は、空気中の目に見えない微細なホコリや花粉、ハウスダストなどをフィルターで捕集しています。このフィルターが目詰まりすると、空気の流れが阻害され、ファンに過度な負荷がかかり、異音が発生することがあります。

ご使用の空気清浄機の取扱説明書には、フィルターの取り外し方やお手入れ方法が詳しく記載されています。必ず取扱説明書の手順に従ってフィルターを取り外してください。

フィルターの種類によってお手入れ方法は異なりますが、一般的には、掃除機でホコリを吸い取るか、製品によっては水洗いできるタイプもあります。水洗いする場合は、完全に乾燥させてから本体に戻すようにしてください。湿ったまま設置するとカビの原因になる可能性があります。

空気清浄機の取扱説明書

STEP3:見える範囲のホコリや異物を取り除く

フィルターを取り外した状態で、本体内部の見える範囲に大きなホコリの塊や異物がないかを確認してください。ファンや吸気口の近くに異物が挟まっていると、回転時に異音が発生することがあります。特に、ファンカバーの隙間や、本体の吸気口・排気口周辺はホコリがたまりやすい箇所です。
乾いた柔らかい布や綿棒、または小型の掃除機のアタッチメントなどを使用して、これらのホコリや異物を慎重に取り除いてください。無理に奥まで手を入れたり、硬いものでこすったりすると、内部の部品を傷つける可能性があるので注意が必要です。異物を取り除く際は、再度電源プラグをコンセントから抜いていることを確認し、安全な状態で行ってください。

自分で分解・修理するのは控えましょう

これらの対処法を試しても異音が解消されない場合でも、ご自身で本体を分解・修理するのは絶対にやめてください。感電やさらなる故障、思わぬ事故につながる危険性があります。改善しない場合は、メーカーのサポートセンターに相談するか、買い替えを検討しましょう。
 

そもそも異音に悩まされない、新しい空気清浄の考え方

ここまで異音の原因と対処法を見てきましたが、これらの悩みの多くは、ファンやフィルタといった駆動部を持つ「置き型空気清浄機」を生活空間に置く、という構造そのものに起因します。
もし、異音の原因となる機器そのものを、生活空間からなくすことができたらどうでしょうか。

ファンを持たない「空気清浄フィルタ」を、家の換気システムに組み込む

「ビルトイン型のトルネックス空気清浄フィルタ」は、ファンなどの駆動部を持たない空気清浄フィルタのユニットを、家の24時間換気システムの通り道(天井裏など)に設置する、新しい方式です。家の換気を行うファンは、居住空間から離れた場所に設置されているため、空気清浄のための特別なファンは必要ありません。

トルネックスのビルトイン空気清浄機

生活空間に機器を置かないため、運転音が気にならない

空気清浄機本体が生活空間にないため、「カラカラ」「ブーン」といった異音や運転音に悩まされることがありません。特に、音が気になる寝室や、赤ちゃんのいるご家庭でも、運転していることを意識することなく、常に静かでクリーンな環境を保つことができます。心臓部である電子式集塵フィルタは、一般的な高性能フィルタであるHEPAフィルタと同等の集塵効率を誇り、性能面でも安心です。

フィルタは “洗って” 繰り返し使えるから経済的

最大の強みは、交換不要の洗浄式『電子式集塵フィルタ』です。汚れたフィルタは水洗いするだけで集塵性能が回復し、繰り返し使用できます。高価な交換フィルタの費用がかからないため、長期的な維持費を抑えることが可能です。

フィルタの取り出しも簡単

お手入れは3ヶ月〜半年に1回!一般的な空気清浄機の半分以下

フィルタの洗浄は3ヶ月から半年に1回程度で済みます。一般的な置き型空気清浄機と比較してメンテナンスの頻度が少なく、忙しい中でも管理しやすいのが特長です。

ダニのフンより小さいPM2.5や花粉もしっかりキャッチ

ダニのアレルゲン(フンや死骸)はもちろん、それより微細な花粉やPM2.5といった粒子までしっかりと捕集します。ダニアレルギーだけでなく、複数のアレルギーに悩むご家族の生活環境を支えます。
 

まとめ

空気清浄機の異音は、フィルタの汚れやファンの異常など、様々な原因によって発生します。まずは安全な範囲で対処法を試し、改善しない場合は専門家に相談することが重要です。

しかし、そもそも異音の心配や、その原因となる面倒なフィルタ掃除の手間から解放されたいと考えるなら、家の仕組みとして空気清浄を行う「ビルトイン型のトルネックス空気清浄フィルタ」という選択肢を検討してください。

 


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