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トルネックスコラム

換気でホコリが入る悩み。掃除のコツと、汚れた空気を入れない方法

2025/09/29

お部屋の空気を入れ替えるための「換気」。でも、窓を開けたら床がザラザラになったり、24時間換気システムの給気口がすぐに真っ黒になったり…。「きれいにするための換気で、かえって部屋が汚れてしまう」と感じたことはありませんか。

換気の方法や掃除の順番を工夫することで、ある程度は改善できます。

この記事では、今すぐできるホコリ対策の基本から、さらに一歩進んで「そもそもホコリを家に入れない」という、新しい換気の考え方までをご紹介します。

 

なぜ換気でホコリが入る?その正体と主な侵入経路

効果的な対策のためには、まず敵である「ホコリ」の正体と、どこから入ってくるのかを知ることが重要です。室内のホコリは、屋外から入ってくるものと、室内で発生するものの2種類に大別されます。

ホコリの種類 具体的な内容 主な侵入・発生源
屋外由来のホコリ ・砂埃、土埃
・PM2.5、黄砂
・花粉
・自動車の排気ガスに含まれるスス
・工場のばい煙
・窓
・24時間換気システムの給気口
・玄関ドアの開閉
・衣類への付着
室内由来のホコリ ・衣類、カーペット、寝具などから出る繊維くず
・人の皮膚片、フケ、髪の毛
・ペットの毛
・ダニの死骸やフン
・ティッシュペーパーのくず
・布製品
・人、ペット
・紙製品

 
換気時に問題となるのは、主に「屋外由来のホコリ」です。窓や24時間換気システムの給気口といった「空気の通り道」から、意図せず室内に引き込んでしまっているのです。給気口周りがすぐに黒く汚れるのは、まさにこの屋外由来のホコリが原因です。

今すぐできる!換気時のホコリを減らす基本的な工夫

それでは、日々の生活の中で、換気によるホコリの侵入を減らすためにできる具体的な対策をご紹介します。

工夫①:効率的な換気と掃除の順番

ホコリを効率的に減らすには、「換気」と「掃除」をセットで行うのが効果的です。掃除を始めると、床や家具に積もっていたホコリが空気中に舞い上がります。このタイミングで換気を行うことで、舞い上がったホコリを効率的に屋外へ排出することができます。「換気と掃除は同時に行うか、掃除の直後に換気する」と覚えておきましょう。

室内 掃除 ホコリ

ここで重要になるのが、室内のホコリ対策における役割分担です。

・空気中を漂っているホコリ → 空気清浄機で捕集する
・床や家具に積もったホコリ → 拭き掃除や掃除機で取り除く

この2つは、どちらか一方だけでは不十分です。空気清浄機は、あくまでも空気中に漂う粉塵に対して効果があるもので、床などに付着してしまったホコリには効果がありません。 しかし、24時間稼働などで空気中のホコリを常に除去し続けることは、ホコリが床に積もる前の段階で捕集することになり、結果的に日々の掃除の負担を軽減することにも繋がります。

工夫②:窓の開け方とレースカーテンの活用

窓開け換気をする際は、少しの工夫でホコリの侵入量を減らすことができます。

換気 窓開け

◎窓を全開にしない:
窓を開ける幅を10cm〜15cm程度にすると、流入する空気の量が抑えられ、ホコリが入りにくくなります。

◎風上の窓を狭く、風下の窓を広く:
空気の通り道を作る際、風上(空気の入口)を狭く、風下(空気の出口)を広く開けると、空気の流れが速くなり効率的です。

◎レースカーテンを活用する:
レースのカーテンを閉めたまま換気を行うと、カーテンが簡易的なフィルタの役割を果たし、大きなホコリや砂埃の侵入をある程度防いでくれます。

工夫③:市販の給気口用フィルタの活用と注意点

24時間換気システムの給気口の汚れが気になる場合、後付けできる市販の高性能フィルタを取り付けるのも有効な対策です。純正品よりも目の細かいフィルタに交換することで、屋外からのホコリの侵入を大幅にカットできます。 ただし、フィルタの目が細かくなるほど、ホコリによる目詰まりも早くなります。定期的な清掃や交換を怠ると、換気能力が低下して十分な換気ができなくなったり、フィルタ自体が汚れの発生源になったりするため、こまめなメンテナンスが不可欠です。
 

これからのホコリ対策。「入れない」きれいな換気の考え方

これまでご紹介した方法は、入ってくるホコリを減らしたり、入ってきたホコリを効率よく除去したりするための、いわば「対症療法」です。
しかし、より根本的な解決策として、「そもそもホコリを家に入れない」という考え方があります。

解決策:24時間換気システムに高性能な「空気清浄機能」を組み込む

その考え方を実現するのが、「ビルトイン型のトルネックス空気清浄フィルタ」です。これは、家の空気の入り口である24時間換気システムの給気部分に、高性能な空気清浄フィルタを直接組み込むというものです。

外の汚れた空気を「浄化してから」室内に取り入れる仕組み

このシステムを導入すると、外の空気が家の中に入る一番最初の段階で、ホコリや花粉、PM2.5といった汚染物質が除去されます。つまり、家の中に取り込まれる空気そのものが、常に浄化されたクリーンな状態になるのです。これにより、「換気はしたい、でも部屋は汚したくない」という根本的なジレンマを解決します。
 

なぜ「ビルトイン空気清浄」はホコリ対策に有効なのか

この「ホコリを入れない」仕組みが、なぜ日々の暮らしを快適にするのか、具体的なメリットをご紹介します。

トルネックスのビルトイン空気清浄機

理由①:電子の力で、目に見えない微細なホコリまでしっかり除去

採用されている「電子式集塵フィルタ」は、静電気の力を利用して空気中の微粒子を強力に吸着します。その性能は、一般的な高性能フィルタであるHEPAフィルタと同等の集塵効率を誇り、一般的な給気口フィルタでは取りきれないPM2.5などの目に見えない小さな粉塵まで、しっかりと捕集できることが日本空気清浄協会の試験などで証明されています。

理由②:フィルタが目詰まりせず、高い集塵性能が長持ちする

濾過式のフィルタの弱点は、ホコリを捕集すればするほど目が詰まり、空気の通りが悪くなって性能が低下することです。電子式集塵フィルタは、汚れを吸着する方式のため、目詰まりによる性能劣化が起きにくく、長期間にわたって安定した高い集塵性能を維持し続けます。

理由③:面倒なフィルタ交換の手間がなくなり、日々の掃除も楽になる

市販の給気口フィルタのように、数ヶ月ごとに交換する手間から解放されます。フィルタは洗浄して繰り返し使用できるため、ランニングコストもかかりません。 そして何より、そもそも室内に入ってくる屋外由来のホコリの総量が大幅に減るため、床や棚に積もるホコリも減少し、日々の拭き掃除などの負担が軽減されるという、大きなメリットにつながります。

まとめ

換気時に室内へホコリが入ってしまう悩みには、掃除との連携や窓の開け方の工夫、給気口フィルタの活用など、様々な対策があります。

しかし、それらの多くは継続的な手間がかかる対症療法でもあります。

より根本的に、そして手間なくこの問題を解決したいと考えるなら、24時間換気システムに空気清浄機能を組み込み、「ホコリを入れない」きれいな換気を実現するという考え方があります。

「ビルトイン型のトルネックス空気清浄フィルタ」は、日々の掃除の手間を減らし、いつでもクリーンで快適な住環境を実現するための選択肢です。
 

 

 


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