TORNEX Column
トルネックスコラム

花粉シーズンの換気、どうしてる?窓を開けずにできる対策の新常識

2025/10/22

花粉の季節、つらい症状から逃れるために、一日中、家の窓を固く閉ざしていませんか。でも、そうすると今度は部屋の空気がこもって、息苦しさを感じてしまう…。かといって換気をすれば、目に見えない花粉がどっと室内に入ってくるようで、ためらわれますよね。

この「換気はしたい、でも花粉は入れたくない」というジレンマは、花粉症に悩む多くの方にとって、毎年繰り返される深刻な問題です。

この記事では、そんな花粉シーズンの換気の悩みを解決するため、今日からできる工夫と、そもそも「窓を開けない」という新しい換気の方法をご紹介します。

花粉

 

花粉症でも換気は必要。その理由とは?

まず、多くの方が悩む「花粉がひどい日でも換気はすべきか?」という問いにお答えします。

答えは「YES、必要です」。花粉を避けたいからと窓を閉め切り、換気を怠ると、別の健康リスクや不快感を生んでしまう可能性があるからです。

換気が必要な理由 換気をしないとどうなるか?
①ハウスダストの排出 窓を閉め切った室内では、ホコリ、ダニの死骸やフン、ペットのフケといったハウスダストがどんどん蓄積します。これらは花粉と同様にアレルギーの原因となり、別の症状を引き起こす可能性があります。
②二酸化炭素濃度の上昇 人の呼吸によって室内の二酸化炭素濃度は上昇します。濃度が高まると、眠気や頭痛、集中力の低下などを引き起こすことが知られており、在宅ワークや学習の効率にも影響します。
③化学物質やニオイの滞留 建材や家具から放散される化学物質(VOC)や、調理・ペットなどによる生活臭が室内にこもり、不快感や健康への影響が懸念されます。
④湿気によるカビ・結露 湿気が排出されないと、カビや結露が発生しやすくなります。カビの胞子もまた、強力なアレルゲンの一つです。

 
このように、たとえ花粉の侵入が怖くても、換気は私たちの健康と快適な生活を維持するために不可欠なのです。
 

これまで言われてきた「窓開け換気」の工夫と、その限界

では、どうすれば花粉の侵入を最小限に抑えながら、上手に換気ができるのでしょうか。

これまで推奨されてきた、一般的な「窓開け換気」の工夫を見ていきましょう。

工夫①:花粉の飛散が少ない時間帯を狙う

一般的に、花粉の飛散量は時間帯によって変動します。気温が上がり、空気が乾燥する昼前後から夕方にかけてピークを迎え、気温が下がる早朝や夜間は比較的少ないとされています。この飛散量が少ない時間帯を狙って換気を行うのが、基本的なテクニックです。

ただし、都市部では日中の交通量によって地面の花粉が舞い上がるため、一概にこの時間帯が安全とは言えないケースもあります。

工夫②:窓の開け幅を狭くし、レースカーテンを活用する

窓を全開にすると、大量の花粉が一気に室内へ流れ込んでしまいます。換気の際は、窓を開ける幅を10cm程度に留めるだけでも、侵入量を大きく減らすことができます。

さらに、レースのカーテンを閉めたまま換気するのも有効です。カーテンがフィルタの役割を果たし、室内への花粉の侵入をある程度ブロックしてくれます。カーテンを水で軽く濡らしておくと、より効果的とされています。

工夫③:換気後は、入念な拭き掃除が必須

様々な工夫をしても、窓を開ける以上、花粉の侵入をゼロにすることは困難です。室内に入り込んだ花粉は、やがて重力で床や家具、カーテンなどに落下・付着します。

ここで重要なのは、空気清浄機は、あくまでも空気中に漂う粉塵に対して効果があるもので、床などに付着してしまった花粉に対しては効果がないという点です。そのため、換気後には、濡らした布やウェットタイプのフロアモップで、床や棚の上などを丁寧に拭き掃除することが欠かせません。
 

これからの花粉対策。「窓を開けない、きれいな換気」という考え方

時間帯を気にし、窓の開け方を工夫し、換気のたびに拭き掃除をする…。これらの対策は有効ですが、多大な手間とストレスが伴います。 この「窓を開けるか、閉めるか」という悩みから解放される、より根本的な解決策があります。

それは、「窓を開けずに、きれいな空気で換気する」という方法です。

トルネックスのビルトイン空気清浄機

24時間換気システムに、高性能な「空気清浄機能」を組み込む

その答えが、「ビルトイン型のトルネックス空気清浄フィルタ」です。

これは、多くの住宅に設置されている24時間換気システムの、外の空気を取り込む一番最初の部分(給気口)に、高性能な空気清浄フィルタを直接組み込むというものです。

外気を取り込む一番最初の段階で、花粉をしっかり除去する

このシステムを導入すると、花粉やPM2.5などで汚れた外気が、家の中に入る前に浄化されます。

その結果、室内には常にクリーンで新鮮な空気だけが供給されるようになります。

高性能な空気清浄機を通した空気を供給することは、汚れた外気をそのまま取り込む換気よりも「質の高い換気」と言え、専門的には「相当換気」という考え方にもつながります。
 

新しい換気方法が、花粉に悩む暮らしをどう変えるのか

「窓を開けない、きれいな換気」は、花粉に悩む方々の暮らしに、大きな変化をもたらします。

①電子の力で、花粉などのアレルゲンをしっかり捕集

「ビルトイン型のトルネックス空気清浄フィルタ」に採用されている電子式集塵フィルタは、静電気の力を利用して空気中の微粒子を強力に吸着します。

比較的大きい花粉(約30μm)はもちろん、より微細なハウスダストやPM2.5、黄砂といったアレルゲンまでしっかりと捕集します。その集塵効率は、一般的な高性能フィルタであるHEPAフィルタと同等を誇り、信頼性の高い性能を備えています。

②目詰まりしにくく、高い除去性能と換気能力が続く

花粉が大量に飛散する季節、一般的な濾過式フィルタはすぐに目詰まりし、空気の通りが悪くなって換気能力が低下してしまうことがあります。

電子式集塵フィルタは、汚れを吸着する方式のため目詰まりしにくく、シーズンを通して安定した換気量と高い除去性能を維持することができます。

電子式集塵フィルタ集塵の仕組み

③24時間自動で家を守り、「花粉を気にしない生活」へ

毎朝、花粉の飛散情報をチェックしたり、窓を開けるタイミングを計ったりするストレスから解放されます。

どんなに外の飛散量がひどい日でも、24時間自動で家全体の空気をクリーンに保ち続けるため、家の中だけは花粉の存在を忘れられる「安全な避難所」となります。

これは、つらい季節を乗り切る上で、大きな精神的な支えになるはずです。

実際に外気清浄機を導入して比較したところ、空気の汚れが大幅に減少するという結果が得られました。

換気 外気清浄 比較

まとめ

花粉シーズンの換気は、「健康維持のための換気」と「アレルギー症状を防ぐための花粉対策」という、二つの目的の間で板挟みになる、非常に悩ましい問題です。

これまでは、飛散の少ない時間帯を狙って、窓の開け方を工夫し、換気後の入念な掃除で対応するという、手間のかかる対策が一般的でした。

しかし、24時間換気システムに空気清浄機能を加える「ビルトイン型のトルネックス空気清浄フィルタ」は、そのジレンマを根本から解決します。

窓を開けることなく、24時間365日、自動できれいな空気による換気を実現する。つらい季節を快適に乗り切るための新しい住まいのあり方として、ぜひご検討ください。
 

 

 


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