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トルネックスコラム

【花粉症】家にいるのにつらいのはなぜ?原因と今日からできる対策

2025/10/23

外出時にはマスクなどでしっかり対策しているのに、なぜか家の中にいると、くしゃみや目のかゆみが止まらない…。そんな経験はありませんか。一年で最も安心できるはずの自宅が、つらい花粉症の症状に悩まされる場所になっているとしたら、本当に憂鬱ですよね。

その原因は、あなたが気づかないうちに、様々な場所から侵入・蓄積した花粉かもしれません。花粉症対策は、外出時だけでなく、家の中での過ごし方を見直すことが非常に重要です。

この記事では、家の中の花粉症を悪化させる原因から、今日からできる具体的な対策、そして一歩進んだ室内環境の作り方まで、分かりやすくご紹介します。

花粉症とマスク

 

家にいても花粉症がつらいのはなぜ?2つの主な侵入経路

「外より家の中の方が症状がひどい気がする…」と感じる場合、それは気のせいではありません。室内には、知らず知らずのうちに花粉が侵入し、蓄積している可能性が高いです。その主な侵入経路は、大きく分けて2つあります。

侵入経路 具体的な例
① 空気と共に入り込む ・窓やドアの開閉・換気扇の使用・24時間換気システムの給気口
② 人や物に付着して持ち込まれる ・衣服(特にウールなどの起毛素材)・髪の毛、カバン・ペットの毛(散歩後など)

 

原因①:窓・ドアの開閉や換気口から入り込む花粉

最も分かりやすい侵入経路は、空気の出入り口です。短時間の窓開け換気や、玄関ドアの開け閉めだけでも、目に見えない無数の花粉が風と共に室内に流れ込んできます。 また、見落としがちなのが、多くの住宅に設置されている「24時間換気システム」の給気口です。このシステムは、窓を閉めていても常に外の空気を取り込んでいるため、対策をしないと、ここが花粉の主要な侵入経路となってしまいます。

原因②:衣服や髪、ペットなどに付着して持ち込まれる花粉

外出すると、私たちの身体や持ち物には、知らず知らずのうちに大量の花粉が付着します。特に、ウールやフリースといった静電気を帯びやすい起毛素材の衣服は、花粉を吸着しやすいため注意が必要です。髪の毛やカバン、そして散歩後のペットの毛なども、花粉を家の中に運び込む大きな原因となります。

今日から実践!家の中に花粉を「入れない」ための対策

家の中の花粉を減らす第一歩は、まず「入れない」ことです。日々の少しの工夫で、侵入量を大きく減らすことができます。

玄関前で花粉をシャットアウトする習慣

家は、花粉を持ち込まないための「水際対策」の最前線です。

◎家に入る前に、体を払う:
玄関のドアを開ける前に、手で優しく、または洋服ブラシを使って、衣服や髪の毛についた花粉を丁寧に払い落としましょう。

◎粘着カーペットクリーナーを活用する:
コートなど、手で払いにくい衣類には、玄関に常備した粘着カーペットクリーナー(いわゆる「コロコロ」)をかけるのが効果的です。

◎静電気防止スプレーも有効:
外出前に衣類に静電気防止スプレーをかけておくと、花粉の付着そのものを抑えることができます。

窓開け換気や洗濯物の干し方の工夫

健康のために換気は必要ですが、花粉シーズンは工夫が求められます。

◎窓開けは花粉の少ない時間帯に:
一般的に、花粉の飛散量は昼前後から夕方にかけてピークを迎えます。換気は、飛散量が比較的少ないとされる早朝や夜間に、窓を10cmほど開けて短時間(5〜10分)で行うのがおすすめです。

◎レースカーテンを閉めて換気:
レースのカーテンを閉めたまま窓を開けると、カーテンがフィルタの役割を果たし、花粉の侵入をある程度抑えられます。

◎洗濯物や布団は部屋干しを徹底:
外に干すと、洗濯物や布団が大量の花粉を吸着してしまいます。この時期は、乾燥機や浴室乾燥機を活用し、部屋干しを徹底しましょう。

屋外に洗濯物 花粉症
 

すでに入ってしまった花粉を「除去する」ための対策

どんなに工夫しても、花粉の侵入を100%防ぐことは困難です。次に入り込んでしまった花粉を、いかに効率よく「除去する」かが重要になります。

掃除の基本は「拭き掃除」から。加湿も効果的

室内に侵入した花粉は、空気中を漂った後、夜間など人の動きが少ない時間帯にゆっくりと床や家具の上に落下します。そのため、活動を始める前の朝一番に、濡れた布やウェットタイプのフロアモップで拭き掃除をするのが最も効果的です。掃除機を先にかけると、排気で床の花粉を舞い上げてしまうため、「拭いてから、吸う」の順番を心がけましょう。

また、加湿器を使って室内の湿度を50〜60%に保つと、空気中の花粉が水分を含んで重くなり、床に落下しやすくなります。これにより、花粉の飛散を抑え、拭き掃除の効果を高めることができます。

空気清浄機で、空気中に浮遊する花粉を捕集する

空気清浄機は、掃除では取りきれず、再び舞い上がってしまった花粉や、常に浮遊している花粉を捕集するのに非常に有効です。

ただし、ここで重要なのは、空気清浄機は、あくまでも空気中に漂う粉塵に対して効果があるもので、床や家具に付着してしまった花粉に対しては効果がないということです。そのため、前述した拭き掃除と空気清浄機を併用することが、最も効果的な除去対策となります。
 

対策の、もう一歩先へ。家の「空気の入り口」をきれいにする考え方

玄関で花粉を払い、こまめに拭き掃除をし、洗濯物は部屋干し…。これらの対策は有効ですが、毎日続けるのは大変です。この「花粉シーズンだけの特別な生活」の負担を、もっと根本的に、そして手間なく解決する方法があります。

24時間換気システムが、花粉の主な侵入経路に

見落とされがちですが、現代の住宅における花粉の最大の侵入経路の一つが「24時間換気システム」です。窓を閉め切っていても、このシステムは常に外の空気を取り込み続けているため、対策をしなければ、家中に花粉を供給し続けることになってしまいます。

換気システムの給気口に「空気清浄機能」を設ける

その最も効果的な対策は、家の「空気の入り口」である換気システムの給気部分に、高性能な空気清浄フィルタを設置することです。これにより、家の中に入る前の段階で、外気に含まれる花粉を除去します。
 

なぜ「ビルトイン空気清浄」は家の中の花粉症対策に有効なのか

この仕組みを実現するのが、「ビルトイン型のトルネックス空気清浄フィルタ」です。導入することで、家の中の花粉問題は劇的に改善されます。

トルネックスのビルトイン空気清浄機

①家の入口で花粉をしっかり捕集し、侵入を許さない

外気が室内に入る一番最初の段階で、高性能な電子式集塵フィルタが花粉をしっかりと捕集します。これにより、そもそも家の中に花粉が入り込みにくくなるため、日々の掃除の負担も軽減されます。これは、最も根本的な侵入経路対策と言えます。

②「窓を開けないきれいな換気」で、新たな花粉が入らない

このシステムがあれば、花粉の飛散量を気にして窓開け換気をためらう必要がなくなります。24時間、常に浄化された新鮮な空気が家中に供給されるため、空気のこもりを解消しながら、花粉の侵入は許しません。

③家全体の空気をきれいに保ち、どこにいても安心な空間に

1台設置するだけで、家全体の空気がクリーンになります。リビングだけでなく、多くの時間を過ごす寝室や子供部屋も含め、家全体が花粉の少ない「安全地帯」となり、つらい季節でも安心して過ごせる時間が増えます。その集塵効率は、一般的な高性能フィルタであるHEPAフィルタと同等を誇り、性能面でも信頼できます。
 

まとめ

家の中の花粉症対策は、「入れない」工夫と「除去する」工夫、この両面からのアプローチが重要です。

しかし、日々のこまめな掃除や洗濯の工夫といった個人の努力には、手間や限界があるのも事実です。 最も根本的な侵入経路である「24時間換気システム」に、高性能な空気清浄機能を加える「ビルトイン型のトルネックス空気清浄フィルタ」は、日々の対策の負担を大きく減らし、家そのものを花粉から守る「安全地帯」に変えるための、有効で合理的な選択肢です。

毎年繰り返されるつらい季節を、少しでも快適に、そして安心して過ごすために、住まいの空気環境を見直してみませんか。 

 

 


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