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トルネックスコラム
ウイルス除去に強い空気清浄機の選び方!賢い使い方・おすすめは?
2025/09/29
空気清浄機は、室内の空気を清潔に保つために有効として注目されていますが、「本当にウイルスに効果があるの?」「どう選べばいいの?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、ウイルス除去に強い空気清浄機の選び方や効果的な使い方のほか、おすすめの製品を解説します。空気清浄機を賢く活用して、健康に過ごすためにお役立てください。
空気清浄機のウイルス除去効果
空気清浄機は室内の空気を吸い込み、フィルタを通してウイルスを含む汚染物質を取り除きます。このような点から空気清浄機には、空気中のウイルス量を低減させる効果が期待できます。
ウイルスは非常に小さく、単体で空気中を漂うことは稀で、多くは飛沫やハウスダストなどの微細な粒子に付着した状態で浮遊しています。空気清浄機はこれらの粒子を効率的に捕集することで、結果的に空気中のウイルス量を減らすのです。
しかし、空気清浄機だけで完全にウイルスを除去することは難しい点も事実です。これは、空気清浄機の効果が期待できるのは、あくまで空気中に浮遊しているウイルスに限られるためです。床や壁、家具に付着したウイルスには、空気清浄機の清浄効果が期待できない点から、他の対策との併用が重要になります。
ウイルス除去対策用の空気清浄機の選び方
空気清浄機を選ぶ際に、ウイルス除去効果を重視する場合、いくつかのポイントに注目する必要があります。ご自身の状況や希望に合った空気清浄機を選ぶための方法を解説します。
フィルタ性能で選ぶ
空気清浄機のウイルス除去能力は、搭載されているフィルタの性能に大きく左右されます。特に、HEPAフィルタは、直径0.3マイクロメートル以上の微粒子を99.97%以上捕集できるとJIS規格で定められており、ウイルスが付着している可能性のあるハウスダストやPM2.5などの捕集効果も期待できます。
また、静電気の力でホコリを集める「静電HEPAフィルタ」や、ウイルス除去に特化した特殊なフィルタを備えた空気清浄機がある点も把握しておきましょう。これらのフィルタがどのくらいの大きさの粒子まで除去できるのかを確認することが、賢い選び方の第一歩です。
独自のウイルス抑制・不活化機能で選ぶ
フィルタによる物理的な除去だけでなく、一部の空気清浄機には、プラズマ放電やナノイー、ストリーマといった独自の技術により、ウイルスを抑制・不活化する機能が搭載されていることがあります。これらの技術は、空気中に放出されたイオンや活性物質が、ウイルス表面のタンパク質を破壊するなどして、感染力を低下させる効果が期待できるため、ウイルス除去対策として空気清浄機を使う際には要チェックです。
またフィルタと組み合わせることで、より高いウイルス対策効果が期待できる点もおさえておきましょう。
適用畳数(適用床面積)で選ぶ
空気清浄機には、「適用畳数」または「適用床面積」という表示があります。これは、その製品が効果的に空気を清浄できる部屋の広さを示しています。ウイルス除去効果を最大限に引き出すためには、使用する部屋の広さに合った適用畳数の製品を選ぶことが不可欠です。
一般的には、部屋の広さよりも少し大きめの適用畳数の製品を選ぶのがおすすめです。これにより、より短時間で部屋の空気をきれいにすることができ、素早いウイルス対策につながります。
加湿機能の有無で選ぶ
冬場など空気が乾燥すると、ウイルスの活動が活発になり、空気中を漂いやすくなることが知られています。一般的に湿度を40~60%に保つことは、ウイルスの活動を抑制し、感染リスクを低減するのに有効とされています。
またウイルス対策と同時に乾燥対策も行えるという点も、加湿機能付きの空気清浄機のメリットです。ただし、水タンクの手入れを怠るとカビが発生する可能性があるため、加湿機能付きの空気清浄機でウイルス除去対策をする際は、こまめにメンテナンスをしましょう。
お手入れのしやすさ・フィルタ交換頻度で選ぶ
空気清浄機を常に高い効果で稼働させるためには、定期的なお手入れとメンテナンスが欠かせません。特に、ホコリなどが付着しやすいプレフィルタは、2週間に1回程度の清掃が推奨されます。
お手入れを怠ると、吸引力が低下するだけでなく、フィルタに付着したホコリがカビや異臭の原因となることもあります。製品を選ぶ際は、プレフィルタの掃除のしやすさや、集塵フィルタなどの交換頻度を事前に確認し、無理なく続けられる製品を選びましょう。
空気清浄機で効率良くウイルスを除去する方法
空気清浄機を最大限に活用し、ウイルス除去効果を高めるためには、その使い方にも工夫が必要です。そこで空気清浄機でウイルス除去対策をする際の、効果的な使用方法を見ていきましょう。
24時間常時稼働させる
空気清浄機でウイルス除去対策をする際は、24時間の常時稼働がおすすめです。ウイルスやハウスダストなどの微粒子は、人の活動によって常に空気中に舞い上がります。
これらの粒子が空気中に浮遊している時間は数時間から数十時間に及ぶこともあるため、継続的に運転することで、空気中のウイルス量を低減し続けることができます。
適切な設置場所を選ぶ
空気清浄機のウイルス除去効果を最大限に引き出すためには、設置場所も重要です。部屋の出入り口付近や、空気が循環しやすい部屋の中央付近に設置することで、より効率的に空気中のウイルスを捕集することが期待できます。
逆に、壁際や部屋の隅に置くと、空気の流れが滞り、効果が限定的になる可能性があります。
定期的なお手入れとメンテナンス
空気清浄機のフィルタや内部にホコリが溜まると、吸引力が低下し、ウイルス除去効果が損なわれることがあるので注意が必要です。また、フィルタの目詰まりは無駄な電力を消費する原因にもなります。
使用する空気清浄機の取扱説明書に従い、プレフィルタの清掃や、必要に応じたフィルタ交換を適切に行いましょう。
他のウイルス対策との併用
空気清浄機はウイルス対策に有効なツールですが、単独で完璧な効果を発揮するわけではありません。換気との併用は、室内のウイルス濃度を効果的に下げるために重要です。
換気は室内の汚れた空気を新鮮な空気と入れ替える役割、空気清浄機は浮遊する汚染物質を捕集する役割があり、この2つを組み合わせることで、より高いウイルス対策効果が期待できます。
ウイルス除去におすすめの空気清浄機は病院の手術室でも使われた実績があるトルネックス
ウイルス除去に特化した空気清浄機として、トルネックスの製品は注目に値します。トルネックスの空気清浄機は、独自の電子式集塵フィルタを採用しており、ウイルスサイズの微細な粒子に対しても高い捕集効率を実現しています。
トルネックスの空気清浄機には、業務用喫煙所システムで培った技術が応用されており、目詰まりしにくく、洗浄して繰り返し使用できるという特徴があります。病院の手術室の空調管理を低コストで改善できるとの評価もあります。
※参考:医療法人社団 松弘会 三愛病院|導入事例
さらにトルネックスの空気清浄機は、第三者機関によるウイルス除去性能試験をクリアしており、その効果が実証されています。隠ぺい型(天井裏や壁など)に設置できるため、室内のスペースを占有せず、インテリアの邪魔にならない点も魅力です。また静音性も優れているため、快適な生活空間を維持しながら、常にクリーンな空気を保つことができます。
トルネックスのビルトイン空気清浄機に関する詳細は、こちらのページでご確認ください。
まとめ
ウイルス除去に強い空気清浄機を選ぶには、フィルタ性能、独自の抑制・不活化機能、適用畳数、加湿機能の有無、そしてお手入れのしやすさなどを総合的に考慮することが重要です。また24時間稼働や適切な設置場所、定期的なメンテナンス、そして換気との併用といった賢い使い方を実践することで、空気清浄機の効果を最大限に引き出すことができます。
この記事で紹介したポイントを参考に、ご自宅の環境に最適な一台を見つけて、大切なご家族の健康を守りましょう。トルネックスのビルトイン空気清浄機については、こちらのページで詳細をご覧ください。
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